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Channel: あまんじゃく徒然
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ご挨拶にかえて

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Parisに戻って来ました。
 
 
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写真 : Sanddornbalance by Miyoko Shida Rigolo 2012年1月Circus Flic Flac ドイツにて
撮影 : Rigolo
加工 : mScreatio
 
 
 
長い間、ブログをお休みしていましたが、
 
その間にもご訪問、ご挨拶のコメントをいただき、
 
本当にありがとうございました。
 
 
 
新年は、ドイツのサーカス(私自身はリハーサル)、フリック・フラックにて幕を開け、
 
10日に初めてのSanddornbalance上演をパリの催しで、
 
 
そして、12日から数回、
 
ドイツに戻って、
 
フリック・フラックの舞台に立ちました。
 
 
 
3000人の観客を前に、ある回では
 
スタンディング・オーベーションをいただくという・・・
 
 
毎回毎回が、とてもファンタスティックな経験でした。
 
 
 
サーカスのアーティストというのは、
 
 
そのほとんどが、危険と隣り合わせでもあるために、
 
 
大変な真剣勝負の世界ですし、
 
 
若いアーティストたちの職業意識の高さには、
 
 
観客席にいても、涙が出そうな感動を覚えました。
 
 
まさに、私にとっては、
 
新しい世界の扉が開かれたような、
 
そんな2012年の始まりでした。
 
 
 
 
そんな感動の中で、
 
 
一方、訃報を受け取ったりということもありまして、
 
 
新年のご挨拶はご遠慮いたしました。
 
 
 
いずれにしろ、旅立ちは、祝すものか、と、
 
 
いろいろな想いの交錯する、今日この頃です。
 
 
 
来週再び、ドイツのフランクフルトに参りますし、
 
今年は、旅続きとなるかもしれません。
 
 
少しずつ、記事アップしていきたいと思いますので、
 
また、よろしくおつきあい下さいませ。
 
 
 
今日も、ご訪問ありがとうございました。
 
すてきな一日になりますように。
 
 
 
 ©mScreatio

舞台前

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こわっ!
 
 
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写真 : 2012年1月、ドイツ・Eltvilleにて、舞台メイク後
撮影 & 加工 : mScreatio
画像の人 : Miyoko SHIDA
 
 
 
って・・・
 
 
誰か、何か言いましたか?
 
 
 
 ©mScreatio
 

Sanddornbalance

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はじまりはいつも・・・
 
 
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写真 : Sanddornbalance by Miyoko Shida Rigolo 2012年1月Circus Flic Flac ドイツにて
撮影 : Rigolo
加工 : mScreatio
 
 
 
こわれそうに、はかなげで・・・
 
 
ここから。
 
 
 
 
そして再び、
 
 
そうでないところの、
 
 
ここから。
 
 
 
 
 
最近の舞台写真を、Youtubeに、ビデオでアップしてみました。
 
1分18秒ですので、宜しければ、ご覧下さい。
 
 
 
 
 
来週はクウェートに参ります。
 
 
 
 
©mScreatio

 

石油の上に浮かんでいる国

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パリの自宅を夕方6時に出てから、14時間後の午前10時(時差2時間)、
 
クウェートの空港に降り立った。
 
 
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写真 : クウェートの街にて
撮影 &加工 : mScreatio
画像の人 : Miyoko SHIDA(舞台前)
 
 
砂色のなかにある街。
 
そして、天を突き刺し、そびえ立つ粘土づくりの塔、クウェート・タワー。
 
 
 
異国。
 
 
 
 
日がくれれば、街を彩るネオンの眩いこと。
 
 
伝統的なスタイル、あの、男性のスカーフを頭からかぶせたアラビア装束と、
 
ごく普通の洋服姿の男性が、半々か。
 
 
そして、黒いベールに全身を包み、目だけをくっきりのぞかせた、女性、
 
こちらは、そんなにたくさんはみかけなかった。
 
 
それでも、女性一人出歩いているところには、
 
出くわさなかった。
 
 
 
伝統と、西洋文化の共存する国。
 
 
あくまで、私個人のほんの数日の印象だけれども・・・
 
 
アラビア装束の男性の振る舞いの方に、
 
優雅さ、余裕、寛容さ、を感じ、好感を持った。
 
 
若い男性の印象としては、拝金主義が色濃いような・・・
 
 
 
 
ただ、やっぱりね、というか・・・
 
 
 
 
 
夜中過ぎ、5,60人の現場、
 
 
指揮する人と、作業を請け負う大勢の人たち、
 
男性ばっかり。
 
 
夜に入ってから、そういえば、全く女性に遭遇しなかった。
 
 
それで、私は、パリの自宅から、クウェートのホテルまで、15時間の夜の旅のあと、
 
 
ほんの2時間弱の仮眠で、夜中2時まで、拘束。
 
 
 
まぁ、オーガニゼーションが悪過ぎますね・・・
 
 
 
衣裳も、肌の露出に眉をひそめる人あり。
 
そうもあろうかと、肩を覆う薄い色のアンダーを持参していたので、
 
 
事なきを得る。
 
 
 
異常に疲れた。
 
 
女性のいない現場で、
 
 
女性的な特質を持っていない、男性集団の仕事現場というのは、
 
 
とんでもなく、疲労感を増す。
 
 
何というか、基本的に、ただもう男性社会なんでしょ。
 
 
非常に話が通じにくい。
 
 
言語の問題というより、イマジネーションの問題。
 
 
正直な話、仕事でも、旅行でも、女性一人で、訪れる国では、ないな、と。
 
 
痛感。
 
 
 
ここは、ヨーロッパじゃない。
 
アジア、しかも、中東、アラブ。
 
 
 
フランスが私にとっては、いかに、仕事しやすいか・・・
 
 
男性でも、気配り、気働きが、出来る人が多いし、
 
女性でも、昼夜を問わず、ダイナミックな仕事の仕方をする人が多い。
 
 
プライベートは別としても、
 
 
仕事の現場では、男女差より、個人差の方が、
 
問われるところ。
 
(だから、ときどき、楽屋を、男性と相部屋にしてくれないか、と頼まれたりして、私は閉口)
 
 
 
 
でも、まぁ。
 
 
舞台は楽しかったけれども。
 
 
 
卓球のインターナショナルな大会の後に、表彰、そして、講演があって、
 
その現場、つまり体育館で、クウェートの国旗を背に、
 
 
何台ものテレビカメラと、観客に囲まれてのSanddornbalanceでございました。
 
 
風が入ると技術的に難しいので、ドアの前には、しっかり人が立って、
 
上演中、出入り禁止にしてくれてました。(感謝)
 
 
 
 
 
ところで、クウェート空港を発つ時、
 
何度も、チェックがあって、私の小道具(ステイック)の大型バッグのために、
 
 
軍人のお偉いさんの、事務室を訪ねなきゃいけませんでした。
 
 
ある検閲場所では、お金が動いてるのを目にしたり、
 
私の側にも、ポーターが、ぴったり寄り添って、
 
最後にしっかり、チップ要求されたり・・・
 
 
ほんと、小道具が無事パリに届くかどうか、ヒヤヒヤでした。
 
 
まぁ、ある意味、
 
 
 
どうなっても、どうにかは、なるんだっ
 
 
って、いつでも思えるようにしないと、
 
 
心臓に悪いだけだなっと。
 
 
ひとりごちておりましたが・・・
 
 
心配してたんじゃ、何も進まない。
 
 
 
パリに到着してから、
 
 
バスの運転手さんや、隣り合わせた人たちと、
 
やたら陽気にしゃべりまくったのは、
 
 
もう、ひとえに、開放感と、安心感だったんでしょうねぇ。
 
 
 
ホント、ご苦労様でした。
 
 
と、自分をねぎらう、私でございます。ほほ・・・(汗)
 
 
 
 
 
 
 
もう、いいっ、クウェートっ。(つい、本音)
 
 
 
 
 
©mScreatio
 
 
 
 
 
 
 
 

冗談のような本当の話

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さて、雪に埋もれたロシアより、
パリに戻って参りましたが・・・
 
 
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写真 : The Fifth International Festival of Circus Art in Izhevsk, Udmurtia, Russia
加工 : mScreatio
画像の人 : Okusana(プログラム上)、それ以外、Miyoko Shida Rigolo
 
 
 
 
何をしてたかと、白状しますと・・・
ロシアのウドムルト共和国の中の、イジェフスクという所で開催された
第5回国際サーカス・アート・フェスティバルというのに参加しておりまして・・・
 
まったく、予期せず、銀賞。
そして、ロシア国立サーカス・カンパニィからの特別賞もいただいて、
9月のサンクト・ペテルブルクのフェスティバルに招待されるという、栄誉にあずかりました。
 
えっへん。
 
えっへん、えっへん。。。。。。。。。。。。 ごほっ
 
 
実は、私の上演は、観客受けがすごかったので、観客賞か何か、いただけるかなと思ってましたが、
呼ばれなかったので、ちょっと、がっかりしていたんです。
 
賞をいただくことには、ほとんど関心がなかったんですが、
何か審判されるような感じに、かなり緊張してましたし、
会場の、設計とプログラム上の関係で、風がどうしても、防げなくて、
そんな、Sanddornbalanceにとって、最悪の条件下、
5回上演とも、最後までいききったことのほうが、奇跡でした。
 
 
賞というのは、ごく一般的に考えても、
いろいろな政策上の理由が背後にあるように、感じられますが、
でも、こういったことで、その後の仕事に繋がりやすいというのは、すぐさま実感いたしました。
 
いただいた称号は、それはそれで、大切にしたいと思います。
 
それにしても、ロシア・サーカスに、女侍殴りこみのような形になって、
観客の反応が本当に、楽しかったですよ。
作品もいわゆる従来のサーカスのカテゴリーに入りきらない、異質なものであったこと、
若いアクロバット系の、身体能力が並外れて高いアーティストたちにまじって、
ダンサーである日本人の私が、ソロで独立して行動していたことなど、
話題にことかかなかったようです。
 
サインやインタビュー、写真撮影を求められる嵐の中、
 
老若男女が楽しめるサーカスの楽しさを、私も存分に味あわせてもらいました。
 
人生、いったい、どこで何が始まるか、わかったもんじゃありませんね。くっ、くっ、くっ。
 
ちなみに、こちらのヴィデオの2分20秒から、3分の間、私の舞台とインタビューが入ってます。
 
 
まったく、冗談のような、ロシア紀行でした。
事実は小説よりも奇なり。
 
おしまい。
 
 
©Screatio
 
 

もう遠い昔のできごと・・・のような

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ほんの一ヶ月半ほど前のことなのに、


なんだか、遠い、遠い、ずっと以前に起こったことのような気がする・・・



ひょっとしたら、私のところ・・・

時間が長くなってるのかしらん?


あんまり寝てないだけに・・・(苦笑)





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 撮影 : HO VAN THANH
加工 : mScreatio
画像の人 : Miyoko Shida Rigolo(舞台上)








あるいは・・・




密度の濃い毎日だったりして?



よろしいですね。くくく。




何よりです。




と、自分を励ます。(笑)







それにしても、




地球は狭くなった。



地球の反対側にいても、

画面に映る顔を眺めながら、話ができて、



複数の打ち合わせがどんどん進んでいく。




で、数ヶ月後には、



現場に飛んでいて、





もう大きな流れの中で、新しい世界にいる自分を感じたりなんかする。




ますます・・・




今日と明日の間が、長く遠のいていく。

同時に、時間は駆けているようでもあるけれども。

逆のこといってるみたいだけど、


時間なんて、相対的なものよね。




だから、今日も大事に過ごしたいと思う。


まずは、ちょっと、横になって眠りたいけれどね。(笑)





ところで、一ヶ月半前の、


ロシアのフェスティバルのヴィデオが公開されてたので、


お時間許せば、以下のサイトでどうぞご覧ください。


16分です。



初日、プログラムの関係で、空気がかなり動いて、風があったのと、


ライオンが吠えてるのが、


えもいわず・・・





ライブですわ。





休憩挟むとはいえ、トータル3時間近くのフェスティバル、


そして、私のソロも、15分超えてるでしょ?



でも、こういったものを、


老若男女楽しめるっていうのが、



この国の文化なんでしょうね。




3000の観客から、



ものすごいエネルギーをもらってしまった。




これってすごい。





舞台はものすごい集中力を要するのだけれど、



終わったときに、会場全体にエネルギーが渦巻いて、


循環してるのを感じる。



すごい感覚。




ほんと、すごい感覚。











©mScreatio




卯月のおはなし

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それで、4月は何をしていたかと・・・


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・・・



でした。


(日本舞踊の作品を踊る機会もあったのだけれど、それは置いといて)




パリからTGVだと一時間くらいのレンヌの街から

そう遠くない、アイという小さな街の、


100席くらいの小さな劇場で「フラワー・・・」を踊り、


その後パリでも、2回。


つまり、週一レベルで、50人弱の観客の前で、


50から、60代の、ダンサーと女優7名で、


55分間のダンス・テアトル公演です。


とりあえず、5月3日が今回の最終。





上の写真は、昨秋のものだと思うけれど・・・





熟年ダンサー、どうよっ、って感じ。


私、やけに歩幅が・・・?だけど。



"Pour que la vieillesse ne soit pas une parodie de notre existence antérieure,
 il n'y a qu'une solution, 
c'est de continuer à poursuivre des fins qui donnent un sens à notre vie." 

Simone de Beauvoir




この、ボーヴォワール女史のことばが、

プログラムに添えてあるの。


どう訳すものやら・・・(汗)


相当な意訳を承知で、私自身の解釈では・・・



『老いていくこと、というのは、それ以前の自分の存在、

つまり若き日の存在っていうものの風刺の意味ではなくて、

人生の本能的な感覚、方向性を示す先(純粋さというか精度の高いそこ)、

そういったものの追究あるいは、深めていくことをひたすらに続けていく、

それだけである。

そして、それだけでしかない。』





フランス語の訳から解釈すれば、全然正解ではないでしょうが・・・


たぶん、こう感じる。(笑)




老いていくことは不快なことでも、

不安なことでもなくて、


未知の新しい発見を呼び覚ますものだと思うのよね。


確かに、疲れてでれでれの顔を鏡で確認すると、がっくりするけれど、



このくたびれた顔に人生出てるなって思うと、

味わい感じるし、


体調の変化や、異常も、


不思議な新鮮さを感じる。



未知の体験だけに不安はないとはいえないけれど、


時として、苦痛はともなうし。




でも、

何かに執着して、

その新しい状態を、十分に味わうことを

はなから、嫌悪しちゃうと・・・



苦痛はますます大きくなっていくし、



それにとらわれて

人生の多くの大切なときを、失っちゃうんじゃなかろうか。



すべてを、丸ごと受け入れちゃって、いいんじゃなかろうか。





私たちには、いつも未知の世界が開けていて、


それは、生まれたときも、

今もおんなじ。


お迎えがきた時の死さえ、


未経験への遭遇なんだ。




で、だから、人生の味わいは、本当は深まってきているはずなのよね。


世間の、



「老化対策」「健康志向」だのの煽りに乗せられるのは、

決して、賢い人生の楽しみ方とは、言えないような・・・


「老い」も「病」も


味わえばいいんじゃないの。






まぁ、それも含めて、




誰のものでもなく、自分の選択ですが。







今日は久しぶりにコメント欄を開けてみます。





 © mScreatio



アルキメデスの階段

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5月ハエ的に・・・五月蝿い(うるさい)かしらん。。。ハエさん、ごめんなさいまし。
今日ライン川のほとりに寝そべっていた時、私の上を旋回していたあなた方、
本当に、おじゃまだったのは、ハエたちか、それとも私の方だか、わからない・・・


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写真 & 加工 : mScreatio
画像の人 : Mädir Eugster (Rigolo Nouveau Cirque) リハーサル



さぁて、5月3日に『フラワー・・・』の公演を終えまして、
慌ただしくドイツにやって参りました。

まずはシュヴァインフルトというところに入って、
フェスティバル・ヴァリエテ参加のMに付き添い、アシスタント。


行ってびっくり、この一月にサーカス・フリックフラックで一緒だった、若いアメリカの空中ブランコのカップルや、ロシアのフェスティバルで出会った、ウクライナのアーティストグループ、そして、来月ベルリンのクリエーションでご一緒予定の、イタリア・ドイツカップル・アーティストとバッタリ。

この世界は大変狭いらしい。(笑)


一度同じプロジェクトに参加すれば、同じ釜の飯を食うたがごとく、(いや、パンだけどね)
すぐ家族的雰囲気になるので、世界中に兄弟がいるようなもんです。(だから、どうして、そう話が大きくなるんだか・・・汗)




ところで、 l’Escalier d’Archimedes(アルキメデスの階段)、この作品は、1999年、Mの発想と、制作をもとに、故古川あんず氏が、命名し、振付家として、8人のアンサンブルに仕上げたもの。
この時、私は1ダンサーとして参加、また、翌年2000年にMのソロ作品に変更する際は、今度は振付・演出家の一人として関わったので、大変、思い出深いわけなのですが・・・

アーティストも、スタッフもいかんせん、重労働なり。

重いのよ、オブジェが・・・舞台小道具が、小道具のレベルじゃない。

それで、極小のゴングから、超巨大ゴングまで、順番にいろいろな仕掛けとともに、バランスを取りながら、組み上がっていって・・・(最後どうなるかは、内緒ですが)

音楽的にも、ゴングが、わぉんわぉん、と鳴り響くのです。五月蝿い(うるさい)ほどに・・・(だから、ハエさん、ごめんなさいってばっ)




で、ソロなので、舞台上でひとりで30分奮闘しているMのスーパーマンぶりを最上階から、眼鏡かけて凝視しつつ、音響係さんの横で、ぴったり、マイクと音楽きっかけのスタート指示を、(ここは、ドイツだ)額に汗しつつ、しておりましたが・・・

終わったら、ジャーナルやら何やら、あちこちからの質問攻めがあって、バラして、ミニバス、積み込んで、マインツに移動でしたものね。
筋肉質のしっかりした男性スタッフ数人と小柄な老スーパーマンM(ぱぁマンかな?)が、軽々と、何十キロあるんだかわからない、オブジェを数往復して運ぶのを横に、私もちまちまと、軽めのオブジェを・・・

そんなわけで、関係者と話をする時、私の数日後のマインツでの舞台についても話題に上るのだけれど、返ってくる反応が「あの、若い女性が、Sanddornbalanceを?・・・」・・・。
(えっ、どこよ、どこにいるのよ、若い女性って・・・?) (°, °)。。。バァウーマン



マインツのホテル到着、午前3時半。 9時にはホテルの朝食で、メンバーと顔を合わせるだろうし、10時はすでに、シャピトー(サーカス・テント)で私の参加するオープニングのリハですのん。
 
おまけにドイツ出発の前日は5週間のパリ不在中のあれこれ段取りで、1時間睡眠での移動だっただけに・・・

限界だよ限界っ、と、ヒステリックになりそうなのを、必死で押さえて、初対面のホフナー・ロッキン・ロンカリの皆さんの中に入っていったのでございました。

限界って、思わない限りは、存在しないよねぇ、と、つくづく・・・


で、つづく



追記 今回の記事の『アルキメデス・・・』は以下のYouTubeサイトでもご覧いただけます。縮小版ですので、お時間あればどうぞ。



©mScreatio





2013.1.1.

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写真 : Miyoko Shida Rigolo / mScreatio
ミュンヘンのホテルにて、パンフレット見開きページ



ご無沙汰している間に、カレンダーは2013年へと・・・


2012年は、

恩師ジュン・キョウヤ(エムザブロウ)の思いがけない訃報を受けた直後に、Sanddornbalanceでのデビュー。
そして、3月にはロシアのサーカスフェスティバルで、2冠を受賞するという、

悲喜こもごもの複雑な想いに満ちた1年となりました。



幸いに、大病も怪我もなく、大変な大荷物を抱えてのツアーにも慣れて、
こうして昨年暮れからこちら、ミュンヘンのマジックショーにゲスト・アーティストとして、舞台を踏ませていただいております。


振り返りましても、全ては調和の中に、いろいろな方々のご援助があって、自分が思うように生きてこれたし、これからも生きていくんだろうな、と。

そのために今日も、健やかな心と身体で、自分のできる精一杯でもって、舞台に立たせていただきたい、と心から感じる次第です。


どうぞ、皆様にとってのご多幸をお祈りいたします。

また、昨年同様に、おつきあいくださいませ。


©mScreatio



季節のごあいさつ + 追伸

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写真: Sanddornbalance by Miyoko Shida Rigolo / Circus Flic Flac in Kassel 2013 
Photo by Friedrich Klawitter




大変ご無沙汰しております。

いつもご訪問いただきありがとうございます。

めまぐるしいスケジュールのあとに、数日の呆けた日々、
そして、再び、めまぐるしく・・・

を繰り返しつつ、



唸りながらも、楽しく過ごしているうちに、


季節が移ろっております。(滝汗)


皆様も、すてきな毎日をお過ごしくださいませね。




追伸 

昨年11月にスペインのTV番組に出演しましたが、

その抜粋をYoutubeでみつけましたので、こちらにご紹介させていただきます。




©mScreatio


Sanddornbalance

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写真: Sanddornbalance by Miyoko Shida Rigolo / Circus Flic Flac in Kassel 2013 
Photo by Friedrich Klawitter




新しい My Page "Miyoko SHIDA" をFacebook内に立ち上げましたので、ご案内いたします。

登録なしで、ご覧いただけます。



まずは、私の知るかぎりのSanddornbalanceとのかかわり、

それから、私自身のアーティスティックなキャリアを少しずつアップしていきます。

よろしければお立ち寄りくださいませ。



なお、スペインTVに出演しましたときの動画は、

全回の記事の追伸にございますので、こちらをご覧ください。






うだるような暑さだと聞いておりますが、

皆さま、日本の夏の情緒を、存分にお楽しみくださいね。


いや、皮肉じゃなくって・・・(°, ° );;;  笑



Miyoko SHIDA
Miyoko Shida Rigolo


©mScreatio



8月23日金曜夜9時 TBS「金スマ」さんと、27日火曜発売の週刊朝日さん

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さて、やっと公表させていただきます。

日本時間の8月23日金曜夜9時の番組 

TBS『金スマ』さんの中で、

私、Miyoko Shida Rigolo が、サントンバランスを演じさせていただきました。


もうすぐですね。

お時間のある方は、

どうぞ、楽しんで(笑って)くださいね。。。(大滝汗)

なお、直前の番組変更があった場合は、

お許しくださいませ。


また、グラビア掲載いただいた週刊朝日さんの発売日は、

8月27日火曜日です。

こちらもあわせて、よろしくお願いいたします。


Miyoko SHIDA
Miyoko Shida Rigolo


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写真 : 1999-2000 リゴロ・タンツェンテェス・テアータ (現 リゴロ・スイス・ヌーボー・シルク)
カンパニー創立者のひとり、マェディール・オィヒシュター・リゴロのサントンバランス
彼は今年2月に朝日TVさんのKAMIWAZA 2 で、グランプリに輝いてます。
左上フィナーレにて、Miyoko SHIDA は、左から2番目





週刊朝日8月27日発売号

それぞれの印象 - コスモポリタン中国版9月号

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先だっての緊急一時帰国より前、7月上旬に中国、北京での舞台がありましたが、

その翌日に、コスモポリタン中国版の取材、撮影を受けました。

それがただ今、中国で発売されているとのことですので、

ちょっとだけ、雰囲気をお裾分け。

そしてちょっと、ここで、お願い事項、すでに他で発表しましたが、

こちらにも添付しておきますので、ちょっと目を通していただければ幸いです。



<お願い>

私は 舞踊家 Miyoko SHIDA (ミヨコ・シダ)、
また、サントンバランスを演じる時は、 Miyoko Shida Rigolo (ミヨコ・シダ・リゴロ)を名乗っております。
中国の新聞、雑誌等で、Miyoko SHIDA が、美代子志田、志田美代子と、訳されるのはいたしかたないことですが、日本で、漢字表記の「志田美代子」は、使用しておりません
私に関するご紹介文をお書きになる際は、その点につきまして、ご注意いただきたく、重ねてお願い申し上げます。
ちなみに、ペンネームは、mScreatio(エムエスクレアティオ)です。



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ジャーナルの常ですが、
氾濫する情報の中には、直接の取材もなく、
憶測で書かれているものもあります。

また、直接の取材であっても、
それぞれのバックグラウンドが違えば、
なかなかとらえ方が変わって参ります。

前回アップした、週刊朝日のポートレート写真と、
今回の写真の中の人物は同一人物(私)ですが、
印象がまったく異なります。

ここでは、紹介しませんが、記事も然りです。

編集者の方向性の違いが、このような印象の違いを生みます。

それは、とても興味深いことですし、大切なことだと思います。

ただ、明らかなのは、

私たちが情報に接する時には、

少し、客観的視点で、
全体を俯瞰する必要があることを、

いつも意識していなければならない、

ということではないでしょうか。



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なお、私に関する最近の情報は以下で、ご確認ください

もう遠い昔のできごと・・・のような

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ほんの一ヶ月半ほど前のことなのに、


なんだか、遠い、遠い、ずっと以前に起こったことのような気がする・・・



ひょっとしたら、私のところ・・・

時間が長くなってるのかしらん?


あんまり寝てないだけに・・・(苦笑)





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 撮影 : HO VAN THANH
加工 : mScreatio
画像の人 : Miyoko Shida Rigolo(舞台上)








あるいは・・・




密度の濃い毎日だったりして?



よろしいですね。くくく。




何よりです。




と、自分を励ます。(笑)







それにしても、




地球は狭くなった。



地球の反対側にいても、

画面に映る顔を眺めながら、話ができて、



複数の打ち合わせがどんどん進んでいく。




で、数ヶ月後には、



現場に飛んでいて、





もう大きな流れの中で、新しい世界にいる自分を感じたりなんかする。




ますます・・・




今日と明日の間が、長く遠のいていく。

同時に、時間は駆けているようでもあるけれども。

逆のこといってるみたいだけど、


時間なんて、相対的なものよね。




だから、今日も大事に過ごしたいと思う。


まずは、ちょっと、横になって眠りたいけれどね。(笑)





ところで、一ヶ月半前の、


ロシアのフェスティバルのヴィデオが公開されてたので、


お時間許せば、以下のサイトでどうぞご覧ください。


16分です。



初日、プログラムの関係で、空気がかなり動いて、風があったのと、


ライオンが吠えてるのが、


えもいわず・・・





ライブですわ。





休憩挟むとはいえ、トータル3時間近くのフェスティバル、


そして、私のソロも、15分超えてるでしょ?



でも、こういったものを、


老若男女楽しめるっていうのが、



この国の文化なんでしょうね。




3000の観客から、



ものすごいエネルギーをもらってしまった。




これってすごい。





舞台はものすごい集中力を要するのだけれど、



終わったときに、会場全体にエネルギーが渦巻いて、


循環してるのを感じる。



すごい感覚。




ほんと、すごい感覚。











©mScreatio





卯月のおはなし

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それで、4月は何をしていたかと・・・


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・・・



でした。


(日本舞踊の作品を踊る機会もあったのだけれど、それは置いといて)




パリからTGVだと一時間くらいのレンヌの街から

そう遠くない、アイという小さな街の、


100席くらいの小さな劇場で「フラワー・・・」を踊り、


その後パリでも、2回。


つまり、週一レベルで、50人弱の観客の前で、


50から、60代の、ダンサーと女優7名で、


55分間のダンス・テアトル公演です。


とりあえず、5月3日が今回の最終。





上の写真は、昨秋のものだと思うけれど・・・





熟年ダンサー、どうよっ、って感じ。


私、やけに歩幅が・・・?だけど。



"Pour que la vieillesse ne soit pas une parodie de notre existence antérieure,
 il n'y a qu'une solution, 
c'est de continuer à poursuivre des fins qui donnent un sens à notre vie." 

Simone de Beauvoir




この、ボーヴォワール女史のことばが、

プログラムに添えてあるの。


どう訳すものやら・・・(汗)


相当な意訳を承知で、私自身の解釈では・・・



『老いていくこと、というのは、それ以前の自分の存在、

つまり若き日の存在っていうものの風刺の意味ではなくて、

人生の本能的な感覚、方向性を示す先(純粋さというか精度の高いそこ)、

そういったものの追究あるいは、深めていくことをひたすらに続けていく、

それだけである。

そして、それだけでしかない。』





フランス語の訳から解釈すれば、全然正解ではないでしょうが・・・


たぶん、こう感じる。(笑)




老いていくことは不快なことでも、

不安なことでもなくて、


未知の新しい発見を呼び覚ますものだと思うのよね。


確かに、疲れてでれでれの顔を鏡で確認すると、がっくりするけれど、



このくたびれた顔に人生出てるなって思うと、

味わい感じるし、


体調の変化や、異常も、


不思議な新鮮さを感じる。



未知の体験だけに不安はないとはいえないけれど、


時として、苦痛はともなうし。




でも、

何かに執着して、

その新しい状態を、十分に味わうことを

はなから、嫌悪しちゃうと・・・



苦痛はますます大きくなっていくし、



それにとらわれて

人生の多くの大切なときを、失っちゃうんじゃなかろうか。



すべてを、丸ごと受け入れちゃって、いいんじゃなかろうか。





私たちには、いつも未知の世界が開けていて、


それは、生まれたときも、

今もおんなじ。


お迎えがきた時の死さえ、


未経験への遭遇なんだ。




で、だから、人生の味わいは、本当は深まってきているはずなのよね。


世間の、



「老化対策」「健康志向」だのの煽りに乗せられるのは、

決して、賢い人生の楽しみ方とは、言えないような・・・


「老い」も「病」も


味わえばいいんじゃないの。






まぁ、それも含めて、




誰のものでもなく、自分の選択ですが。







今日は久しぶりにコメント欄を開けてみます。





 © mScreatio



アルキメデスの階段

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5月ハエ的に・・・五月蝿い(うるさい)かしらん。。。ハエさん、ごめんなさいまし。
今日ライン川のほとりに寝そべっていた時、私の上を旋回していたあなた方、
本当に、おじゃまだったのは、ハエたちか、それとも私の方だか、わからない・・・


イメージ 1



写真 & 加工 : mScreatio
画像の人 : Mädir Eugster (Rigolo Nouveau Cirque) リハーサル



さぁて、5月3日に『フラワー・・・』の公演を終えまして、
慌ただしくドイツにやって参りました。

まずはシュヴァインフルトというところに入って、
フェスティバル・ヴァリエテ参加のMに付き添い、アシスタント。


行ってびっくり、この一月にサーカス・フリックフラックで一緒だった、若いアメリカの空中ブランコのカップルや、ロシアのフェスティバルで出会った、ウクライナのアーティストグループ、そして、来月ベルリンのクリエーションでご一緒予定の、イタリア・ドイツカップル・アーティストとバッタリ。

この世界は大変狭いらしい。(笑)


一度同じプロジェクトに参加すれば、同じ釜の飯を食うたがごとく、(いや、パンだけどね)
すぐ家族的雰囲気になるので、世界中に兄弟がいるようなもんです。(だから、どうして、そう話が大きくなるんだか・・・汗)




ところで、 l’Escalier d’Archimedes(アルキメデスの階段)、この作品は、1999年、Mの発想と、制作をもとに、故古川あんず氏が、命名し、振付家として、8人のアンサンブルに仕上げたもの。
この時、私は1ダンサーとして参加、また、翌年2000年にMのソロ作品に変更する際は、今度は振付・演出家の一人として関わったので、大変、思い出深いわけなのですが・・・

アーティストも、スタッフもいかんせん、重労働なり。

重いのよ、オブジェが・・・舞台小道具が、小道具のレベルじゃない。

それで、極小のゴングから、超巨大ゴングまで、順番にいろいろな仕掛けとともに、バランスを取りながら、組み上がっていって・・・(最後どうなるかは、内緒ですが)

音楽的にも、ゴングが、わぉんわぉん、と鳴り響くのです。五月蝿い(うるさい)ほどに・・・(だから、ハエさん、ごめんなさいってばっ)




で、ソロなので、舞台上でひとりで30分奮闘しているMのスーパーマンぶりを最上階から、眼鏡かけて凝視しつつ、音響係さんの横で、ぴったり、マイクと音楽きっかけのスタート指示を、(ここは、ドイツだ)額に汗しつつ、しておりましたが・・・

終わったら、ジャーナルやら何やら、あちこちからの質問攻めがあって、バラして、ミニバス、積み込んで、マインツに移動でしたものね。
筋肉質のしっかりした男性スタッフ数人と小柄な老スーパーマンM(ぱぁマンかな?)が、軽々と、何十キロあるんだかわからない、オブジェを数往復して運ぶのを横に、私もちまちまと、軽めのオブジェを・・・

そんなわけで、関係者と話をする時、私の数日後のマインツでの舞台についても話題に上るのだけれど、返ってくる反応が「あの、若い女性が、Sanddornbalanceを?・・・」・・・。
(えっ、どこよ、どこにいるのよ、若い女性って・・・?) (°, °)。。。バァウーマン



マインツのホテル到着、午前3時半。 9時にはホテルの朝食で、メンバーと顔を合わせるだろうし、10時はすでに、シャピトー(サーカス・テント)で私の参加するオープニングのリハですのん。
 
おまけにドイツ出発の前日は5週間のパリ不在中のあれこれ段取りで、1時間睡眠での移動だっただけに・・・

限界だよ限界っ、と、ヒステリックになりそうなのを、必死で押さえて、初対面のホフナー・ロッキン・ロンカリの皆さんの中に入っていったのでございました。

限界って、思わない限りは、存在しないよねぇ、と、つくづく・・・


で、つづく



追記 今回の記事の『アルキメデス・・・』は以下のYouTubeサイトでもご覧いただけます。縮小版ですので、お時間あればどうぞ。



©mScreatio




2013.1.1.

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写真 : Miyoko Shida Rigolo / mScreatio
ミュンヘンのホテルにて、パンフレット見開きページ



ご無沙汰している間に、カレンダーは2013年へと・・・


2012年は、

恩師ジュン・キョウヤ(エムザブロウ)の思いがけない訃報を受けた直後に、Sanddornbalanceでのデビュー。
そして、3月にはロシアのサーカスフェスティバルで、2冠を受賞するという、

悲喜こもごもの複雑な想いに満ちた1年となりました。



幸いに、大病も怪我もなく、大変な大荷物を抱えてのツアーにも慣れて、
こうして昨年暮れからこちら、ミュンヘンのマジックショーにゲスト・アーティストとして、舞台を踏ませていただいております。


振り返りましても、全ては調和の中に、いろいろな方々のご援助があって、自分が思うように生きてこれたし、これからも生きていくんだろうな、と。

そのために今日も、健やかな心と身体で、自分のできる精一杯でもって、舞台に立たせていただきたい、と心から感じる次第です。


どうぞ、皆様にとってのご多幸をお祈りいたします。

また、昨年同様に、おつきあいくださいませ。


©mScreatio



季節のごあいさつ + 追伸

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写真: Sanddornbalance by Miyoko Shida Rigolo / Circus Flic Flac in Kassel 2013 
Photo by Friedrich Klawitter




大変ご無沙汰しております。

いつもご訪問いただきありがとうございます。

めまぐるしいスケジュールのあとに、数日の呆けた日々、
そして、再び、めまぐるしく・・・

を繰り返しつつ、



唸りながらも、楽しく過ごしているうちに、


季節が移ろっております。(滝汗)


皆様も、すてきな毎日をお過ごしくださいませね。




追伸 

昨年11月にスペインのTV番組に出演しましたが、

その抜粋をYoutubeでみつけましたので、こちらにご紹介させていただきます。




©mScreatio


Sanddornbalance

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写真: Sanddornbalance by Miyoko Shida Rigolo / Circus Flic Flac in Kassel 2013 
Photo by Friedrich Klawitter




新しい My Page "Miyoko SHIDA" をFacebook内に立ち上げましたので、ご案内いたします。

登録なしで、ご覧いただけます。



まずは、私の知るかぎりのSanddornbalanceとのかかわり、

それから、私自身のアーティスティックなキャリアを少しずつアップしていきます。

よろしければお立ち寄りくださいませ。



なお、スペインTVに出演しましたときの動画は、

全回の記事の追伸にございますので、こちらをご覧ください。






うだるような暑さだと聞いておりますが、

皆さま、日本の夏の情緒を、存分にお楽しみくださいね。


いや、皮肉じゃなくって・・・(°, ° );;;  笑



Miyoko SHIDA
Miyoko Shida Rigolo


©mScreatio



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