さて、雪に埋もれたロシアより、
パリに戻って参りましたが・・・
写真 : The Fifth International Festival of Circus Art in Izhevsk, Udmurtia, Russia
加工 : mScreatio
画像の人 : Okusana(プログラム上)、それ以外、Miyoko Shida Rigolo
何をしてたかと、白状しますと・・・
ロシアのウドムルト共和国の中の、イジェフスクという所で開催された
第5回国際サーカス・アート・フェスティバルというのに参加しておりまして・・・
まったく、予期せず、銀賞。
そして、ロシア国立サーカス・カンパニィからの特別賞もいただいて、
9月のサンクト・ペテルブルクのフェスティバルに招待されるという、栄誉にあずかりました。
えっへん。
えっへん、えっへん。。。。。。。。。。。。 ごほっ
実は、私の上演は、観客受けがすごかったので、観客賞か何か、いただけるかなと思ってましたが、
呼ばれなかったので、ちょっと、がっかりしていたんです。
賞をいただくことには、ほとんど関心がなかったんですが、
何か審判されるような感じに、かなり緊張してましたし、
会場の、設計とプログラム上の関係で、風がどうしても、防げなくて、
そんな、Sanddornbalanceにとって、最悪の条件下、
5回上演とも、最後までいききったことのほうが、奇跡でした。
賞というのは、ごく一般的に考えても、
いろいろな政策上の理由が背後にあるように、感じられますが、
でも、こういったことで、その後の仕事に繋がりやすいというのは、すぐさま実感いたしました。
いただいた称号は、それはそれで、大切にしたいと思います。
それにしても、ロシア・サーカスに、女侍殴りこみのような形になって、
観客の反応が本当に、楽しかったですよ。
作品もいわゆる従来のサーカスのカテゴリーに入りきらない、異質なものであったこと、
若いアクロバット系の、身体能力が並外れて高いアーティストたちにまじって、
ダンサーである日本人の私が、ソロで独立して行動していたことなど、
話題にことかかなかったようです。
サインやインタビュー、写真撮影を求められる嵐の中、
老若男女が楽しめるサーカスの楽しさを、私も存分に味あわせてもらいました。
人生、いったい、どこで何が始まるか、わかったもんじゃありませんね。くっ、くっ、くっ。
ちなみに、こちらのヴィデオの2分20秒から、3分の間、私の舞台とインタビューが入ってます。
まったく、冗談のような、ロシア紀行でした。
事実は小説よりも奇なり。
おしまい。
©mScreatio